我慢し過ぎてませんか？

ねぇねぇ
私の声聞こえますか？
聞こえるなら返事をして

あなたの声を聞かせて

息ができないくらいに
苦しくてもがいて
手を伸ばすその先に
私の顔を想い描くなら

私は誰よりも
何よりも先に
あなたの手を掴み
闇に溺れそうな
あなたを救い上げるから


ねぇねぇ
私の声聞こえますか？
聞こえるなら顔を見せて

あなたの笑顔がみたいの

あなたが何かに怯えて
手の振るえが止まらなくて
誰かに助けを
求めたいのにできなくて

そんな時に私の手を
掴んでくれたなら
私はあなたを抱きしめ
怖がらなくていいよと
教えるから


あなたは聞くの

「どうして傍にいてくるの？」

でも私は答えないの
あなたがその答えに気付くまで

私はあなたを悩ませたいの
そしたらきっと
素敵な答えが帰ってくると

私は信じているの

苦しいなら苦しいと言ってほしい
泣きたいなら泣いてほしい

無理をするとか
我慢するとか
確かに大切なことだけと

大切な人が苦しむところなんて
見たくないんだよ

と想いながら書いた詩

強がる人に贈る詩